【求職活動実績の簡単な作り方】ハローワークに行かなくても実績は作れる?失業保険受給に必要なこと

退職で必要なこと
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求職活動実績の作り方をひとつずつ解説していきます

こんにちは、manaです。

失業保険を受給するためには期間中、何回か求職活動実績を作っていくことになります。

求職活動実績というのは求職活動をしているという実績を作ることです。(そのままですね…。)

退職してしばらくのんびり過ごそうと思ってたのに、求職活動しないと失業保険もらえないの?

そうだけど、そうじゃないって感じです~


失業保険は、失業中の生活を心配しないで新しい仕事を探し、1日も早く再就職できるために一定期間受給できるお金です。

なのでいつでも働けるという意思をみせるために求職活動実績を作るのです。

つまりすぐ就職するつもりじゃない人でも求職活動実績をちゃんと作っていれば、失業保険は受給できるということにもなるんですね。

筆者はハローワーク職員にいつごろ再就職したいか聞かれた時に『特に急いでないです』と正直に伝えましたが、大丈夫でした

ハローワークの人も再就職を急がせたりせず、個々の希望に寄り添った対応をしてくれますよ

この記事を読んで、自分にとって簡単にできそうな作り方を見つけてもらえたらと思います。

この記事で分かること
  • 求職活動実績になりそうでならないもの
  • 求職活動実績の内容と作り方
  • 求職活動実績のそれぞれのメリット・デメリット
  • 求職活動実績を作る時に気を付けること

求職活動実績にならないものを知っておこう

まず求職活動実績にならないものを知っておくことが大切です。

時代とともに変わっていますので、しっかり確認しておきましょう。

求職活動実績にならないもの
  • ハローワークで求人を検索した
  • インターネットで求人を検索した
  • 新聞・チラシ・雑誌などで求人を閲覧した
  • 求人をしている会社に電話の問い合わせをした
  • 派遣会社に登録した
  • 転職エージェントに登録した

求人を探す、問い合わせをする、登録する、これは求職活動実績になりません

求職活動実績になるもの7つ

求職活動実績になるものは、主に7つの方法です。

求職活動実績になるもの
  1. ハローワークにある求人に応募する
  2. ハローワークがおこなっているセミナーを受講する
  3. ハローワークの職業相談・職業紹介の相談に行く
  4. 転職サイトやチラシなどの求人に応募する
  5. 転職エージェントのオンラインセミナーを受講する
  6. 民間企業が行う職業相談・就職セミナー・就職フェアに行く
  7. 再就職に役立つ国家試験や検定を受験する

ハローワークに行くことが苦にならない人もいれば、なかなか行くことが難しい人もいると思うので、ここから簡単に作れる方法を見つけてくださいね。

それではひとつずつ解説していきます。

1.ハローワークにある求人に応募する

ハローワークに来ている求人から応募することで求職活動実績になります。

ハローワークで見つけた求人に応募する場合は、ハローワーク担当者と一緒に進めていく流れになります。

履歴書、職務経歴書、ハローワーク側が作成した紹介状を求人先に応募すると実績になります。

もし不採用になっても実績は消えません。

メリット
  • 求人先への問い合わせをハローワーク担当者がしてくれる
  • 就職相談もしたら相談と応募で一度に2回の求職活動実績が作れる
デメリット
  • ハローワークに行く必要がある
  • 履歴書や職務経歴書の作成しないといけない

2.ハローワークがおこなっているセミナーを受講する

ハローワークのセミナーを受講すると求職活動実績になります。

ハローワークでは『応募書類作成セミナー』『面接の基本セミナー』など毎月繰り返し開催されています。

所要時間は受付からセミナー終了までだいたい1時間半~2時間ほどです。

受講中に指名されたり発言を求められることは無いので、そこは心配しなくても大丈夫です。

ハローワーク窓口に行って申し込むだけです。

筆者の通っていたハローワークは、わりとすぐ規定人数に達して受付終了していたので、ゆっくりしてたら申し込めなかったことがありました。

頻繁にハローワークの掲示やホームページを確認し、セミナーの日程が分かったら早めに申し込むことをおすすめします。

同じセミナーに複数回参加するのはやめた方が良いと言われてますが、筆者の通っていたハローワークの場合は同じセミナーに申し込んだからと言って注意を受けることは無かったです。

メリット
  • 求人の応募よりハードルが低い
  • 興味のあるセミナーを見つけて有益な情報を得ることができる
デメリット
  • ハローワークまで行く必要があり、2時間ほど拘束される
  • すぐ規定人数に達して予約が終了していることがある

3.ハローワークの職業相談・職業紹介に相談に行く

ハローワークで職業相談をすると求職活動実績になります。

何を相談したら良いか分からないという方は、下の質問例を参考にしてみてください。

職業相談の質問例
  • やりたい職業に向いているか客観的にアドバイスが欲しい
  • 気になる求人票を見つけたが条件について確認して欲しい
  • 職業訓練学校について詳しく知りたい
  • どんなセミナーがあるか紹介して欲しい
  • 面接の練習がしたい
  • 職務経歴書の書き方を知りたい
  • ハローワークの求人票の見方やパソコンの使い方を教えて欲しい

このように求人の応募に直接的に関係ない相談でも大丈夫となっています。

職業相談中に就職先を紹介してもらって応募することがあるかもしれません。

その場合の活動実績は相談で1回・応募で1回になり、一度に2回作れることになります。

もちろん紹介されたからといってすぐに応募する必要はなく、その場で決断できないと思ったら家で考えてきますと保留にするか断ってもかまいません。

それでも相談はしたので1回分の求職活動実績は作れています。

認定日にハローワークへ行った日ついでに職業相談をしておくと、残り1回になるのでおすすめですよ。

相談は同じ日に複数回できますが、求職活動実績は1回しかつかないので気を付けましょう

メリット
  • 相談したいことがあれば知りたいことも解決される
  • 予約の必要が無い
デメリット
  • ハローワークまで行く必要があり、混んでいると待たされる

4.転職サイトやチラシなどの求人に応募する

転職サイトや広告など、ハローワーク以外で見つけた求人に応募するのも求職活動実績になります。

転職サイトというのはリクナビNEXTのような求人サイトのことです。
リクナビNEXTは全国各地から、幅広い年齢層の求人が集まっているので、希望条件からも探しやすくなっています。
\掲載求人13万件以上/

求職活動実績を書くときは応募先の事業所名、応募した日、転職サイト名などをおおまかに記入するだけです。

ハローワークから確認を受ける可能性も考えて、応募したことが分かる画面のスクショやメールは保存しておきましょう。

メリット
  • ハローワークに行く必要が無い
  • 自由な時間帯にできる
  • 認定日前日でもすぐできて間に合う
デメリット
  • 条件が厳しいと応募先がなかなか見つからない
  • 故意による面接辞退や採用辞退は自身の印象が悪くなり認定されなくなる可能性あり

5.転職エージェントのオンラインセミナーを受講する

転職エージェントのオンラインセミナーを受講すると求職活動実績になります。

転職エージェントというのはリクルートエージェントのような人材紹介会社で、アドバイザーが就職先を紹介してくれるサイトのことです。

受講証明書は発行されないサイトが多いので、セミナー受講前後に転職エージェントから送られてくるメールを受講証明書として保存しておきましょう。

ほとんどのハローワークでこのようなサイトでのセミナーも求職活動実績にしてくれていますが、ハローワークによって判断基準が違うかも知れないので、念のため窓口や電話で確認してみることをおすすめします。

リクルートエージェントのセミナーを受講できるようにするには、サイト内のリクルートエージェント転職支援サービスに登録してPersonal Desktop(マイページのようなところ)の『転職セミナー・イベント』から申し込むことができます。
\再就職にも役立つ/
メリット
  • ネットが繋がる場所ならどこでも受講できる
  • 人との接触がない
デメリット
  • 会員登録をする必要がある
  • 求職活動実績になるかはハローワークの判断

6.民間企業が行う職業相談・就職セミナー・就職フェアに行く

民間の企業が開催している就職相談や就職セミナーすることで求職活動実績になります。

ハローワークには民間企業が実施しているセミナーや相談会のポスターが掲示されていたりチラシも置いてあります。

受けてみたいセミナーを見つけたら、ハローワークの受付で「こちらのセミナーは求職活動実績になりますか?」と、確認して申し込みましょう。

メリット
  • 職種別、世代別など興味深いセミナーもある
  • 民間企業の話を直接聞くことができる
デメリット
  • ハローワークまたは別の会場に行く必要がある
  • 人気があるとすぐ締め切られる場合もある

7.再就職に役立つ国家試験や検定を受検する

就職活動に役立つと思われる資格や検定の受検は、求職活動実績になります。

例えばこのような資格

日商簿記・FP(ファイナンシャルプランナー)・公認会計士・社会保険労務士・宅地建物取引士・TOEIC・マンション管理士・秘書検定・介護福祉士・などなど

これも就職活動に役立つものか判断するのはハローワークになるので、求職活動実績にしようと考えている人はまず確認しておくことをおすすめします。

求職活動実績になる日は受検した日になり、合格・不合格は関係なく実績1回はつきます。

メリット
  • 自分のスキルアップになる
デメリット
  • 特になし

求職活動実績の回数に気を付けて

初回は雇用保険受給説明会の求職活動実績1回でOK

初回の認定日では7日間の待機期間の満了日翌日から認定日前日までの間に1回以上の求職活動実績が必要です。

その1回は最初に参加することになる雇用保険受給説明会が求職活動実績の1回になるので、それでクリアします。

雇用保険受給説明会の日時はハローワーク訪問初日に教えてもらえるので、日時を忘れず・間違えずに説明会はちゃんと参加しましょう。

筆者の行ってるハローワークはオンラインでも参加できました!

説明会最後にパスコードを教えてもらって、それが参加証明になりました。

次の認定日からは2回以上の求職活動実績が必要

初回認定日までの1回は雇用保険受給説明会でクリアできましたが、次からいよいよ2回以上の求職活動実績が必要になります。

自己都合退職の場合は、初回認定日をクリアしてもまだすぐに失業手当はもらえません。

初回認定日から次回認定日の前日までに2回以上の求職活動実績を作ってからじゃないと失業保険はもらえないので、口座に入金されるまで退職から2ヶ月以上かかります。

退職前に病気や精神疾患で通院していたら2ヶ月待たずに受け取れたり受給額が増える可能性があります

認定日までに求職活動実績2回作れなかったら?

求職活動実績が2回作れなかった場合は『不認定』となるのでその時はもらえません。

でも、もらえる失業保険が減るわけではなく受給期間の1年以内なら次回認定日へとずれ込んでいくだけなので、受け取れる日数は変わりありません。

実績が足りなくて不認定になると分かってても、認定日か近いうちにハローワークへ必ず行きましょう。

不認定は繰り返すとどうなる?

後回しにできるからといって不認定を繰り返すような行為はやめた方が良いです。

不認定を繰り返しているとこんなことが
  • 後回しを繰り返し、受給期間の1年を超えると残日数の支給が受け取れなくなってしまう
  • 不認定が2回以上続くと「積極的に求職活動をしていない」とみなされて、失業手当をストップされる可能性がある

やってないことを書いても良い?

やってない嘘の求職活動実績を書いて失業保険をもらおうと考えるのは、やめましょう!

それは不正受給となって罰則を受けることになります。

まとめ

これなら簡単に作れそうだないうものはありましたか?

筆者も一度、セミナーを予約していたのに忘れてすっぽかしてしまったことがあり、慌てて他の方法で実績を作ってなんとか間に合わせたことがありました。(あの時は無断欠席してしまい申し訳ありません💦)

退職したらしばらくゆっくり過ごしたい、又は資格の勉強や新しいことに挑戦しようと思っている人なら求職活動実績を作ることにあまり時間はかけたくないものです。

その為には簡単・計画的に求職活動実績を作っていくことをおすすめします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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