退職する時うつ病の症状があったら失業保険受給期間が300日に延長、再就職手当も多くもらえる可能性が
仕事や私生活で疲労が溜まると、気付いたらよく眠れなくなったり、食欲がなくなったり、気分にまで影響が出てくることってありますよね。
そんな状況がしばらく解決できないでいると、休職や退職を考える人も多いはず。
こちらの記事は今の仕事を辞めようか、でも再就職までのお金が心配だなと悩んでいる人へ、失業保険が想定より多くもらえるかも!という内容となっています。
なぜかと言いますと、うつ症状が出ている場合、退職後もすぐには回復できず再就職にも時間がかかる可能性があるから、そこを助けてくれる制度があるからなのです。

でも自分で調べて行動するのは大変だな・・・

そこで、失業保険サポートというサービスを紹介したいと思います

- 失業保険が普通に退職するより長く多くもらえる理由
- 失業保険サポートのメリットと申込までの流れ
失業保険サポートとはどんなサービス?

失業保険サポートとは、申請して就職困難者と認められることで失業保険(失業手当)が通常よりも長い期間もらえるようにサポートしてくれるサービスです
失業保険サポートの過去の実績からすると、90%の人は就職困難者と認められて10%の人は認められず通常通りの失業保険の申請となっているということです。

じゃあもしサポート料を支払ってその10%の認められない側になったら損するじゃん

大丈夫!申請が通らなかった場合はサポート料金は全額返金されますよ
もちろん失業保険サポートを利用しなくても申請はできます。
それでも失業保険サポートを利用すると安心な理由は、就職困難者という枠組みを医師やハローワークの職員でも把握していない方がいるため、正しい手順を踏んで申請しないと通常の失業保険の申請扱いになってしまうからなのです。
失業保険サポートが「申請の流れ」や「申請用紙の書き方」などについてサポートをしてくれるので、自分で調べたり間違える心配が減ります
就職困難者とは
「働ける状態ではあるが、病気や怪我で通常の方よりも再就職先を見つけることが難しい状態である」とハローワークに判断された人のことです
この時、働ける状態になっていない人は就職困難者になれず、失業保険の受給できる対象から外れます。
ハローワークが判断する主な基準として「障がい者手帳を持っている」、持っていない人は「医師に診断書を書いてもらう」必要があります。
就職困難者になるメリットは?
- 失業保険の受給期間が300日まで延長される(45歳以上であれば360日)
- 自己都合退職の場合でも、2ヶ月間の給付制限(手当が発生しない期間)を待たずに受給が開始される
- 失業保険の受給期間が延びる=早めに再就職した場合の再就職手当の金額が大幅に増える
- 求職活動(※)の実績回数が1回で済む
就職相談を受けたり就職セミナーに参加したり企業の求人に応募することなどを求職活動と言います。
失業保険を受給するためには、この求職活動の実績を作って約4週間ごとに申請しなければいけません。
通常なら求職活動実績は申請のたびに2回作る必要がありますが、就職困難者では1回になります。
求職活動実績の作り方についてはこちらの記事で詳しく書いています。
一般的な自己退職の失業保険受給期間は90日~150日
もし自己退職してハローワークで手続きを行うと通常なら一般理由離職者、または特定理由離職者になります。
就職困難者は就職活動をすることが難しく、時間もかかる可能性があるということで給付期間が長くなります。

さらに就職困難者は、雇用保険(※)被保険者期間が通算6ヶ月以上あると受け取れるようになっています。
雇用保険は雇用形態にかかわらず条件を満たしている労働者は加入する義務があり、基本的に給料から天引きされています。(給与明細を確認)
失業保険受給条件は、一般的な退職で離職日以前の2年間に雇用保険の被保険者期間が通算して12ヶ月必要ですが、就職困難者の場合は1年間に通算6ヶ月あれば受け取れるようになっています。
失業保険の受給期間は通常退職日から1年、就職困難者で300日の場合は約1年1ヶ月、360日の場合は約1年2ヶ月と決まっていて、期間が過ぎると給付日数が残っていても受給できなくなります。

つまり早く手続きを進めていかないといけないんだね
就職困難者で失業保険300日になった時の受給額の差は?
退職前6ヶ月間の賃金総額÷180で賃金日額を算出して、その賃金日額の50%~80%が基本手当日額(一日あたりにもらえる失業保険の金額)になります。
50%~80%の割合の設定は、もらっていた賃金が低いほど高い率となっています。

では45歳未満、月収25万円の人が退職して失業保険を受給する場合を例としてあげてみます
- 給付制限期間は、ほぼ無し
- 失業保険は30日(1ヶ月)あたり約16万5千円
- 300日(10ヶ月)受け取ると総受給額は 16万5千円×10ヶ月=約165万円
- 給付制限期間が2ヶ月発生
- 失業保険は30日(1ヶ月)あたり約16万5千円
- 90日(3ヶ月)受け取ると総受給額は 16万5千円×3ヶ月=約49万5千円

100万円以上変わってくるね!
再就職手当にも大きな差が出る
受給期間中に再就職すると、もらえる予定だった残りの失業保険の60%または70%を再就職手当として受け取れます。
支給残日数が所定給付日数の2/3以上ある場合:基本手当日額×支給残日数×70%
支給残日数が所定給付日数の1/3以上ある場合:基本手当日額×支給残日数×60%
それでは一般離職者と就職困難者、それぞれ再就職手当がいくら受け取れるか例を挙げて見てみましょう。

先ほどと同じ月収25万円の人が退職して、申請後すぐ再就職できた場合を見てみます。
- 所定給付日数が2/3以上残っているので×70%で計算
- 基本手当日額 約5,500円×支給残日数 300日×70%= 約115万5千円
- 所定給付日数が2/3以上残っているので×70%で計算
- 基本手当日額 約5,500円×支給残日数 90日×70%= 約34万6,500円

再就職手当でも80万円以上の差があるね
再就職手当は申請がスムーズにいくと退職から最短2ヶ月で受け取れます。
金額は300日最後まで受け取る時より少なくなりますが、再就職したことで月々の給料も入ってくるのでより安心な生活が補償されます。
ちなみに再就職手当の受給には次の条件があるので確認しておきましょう。
- 以前働いていた企業に再就職していない
- 1年を超えて勤務することが確実である
- 再就職先でも雇用保険の被保険者になっている
- 過去3年以内の就職で再就職手当または常用就職支度手当の支給を受けたことがない
- 失業保険を申請して受給資格が決定した後に内定をもらっている
失業保険サポートには無料の個別相談があるので、計算方法など詳しく聞いてみても良いですね。
うつ病などで失業保険300日受給するには

何度か体調不良になってこれまでに受診したことがある人はもちろん、これからメンタルクリニックや心療内科に行ってみようかと思っている人でも対象になる可能性はあります。
気分が重い・イライラする・落ち着かない・思考力が落ちる・眠れない・一日中眠い・食欲がない・だるい・疲れやすい・涙もろい・気分の上がり下がりが激しい・などなど
ただし就職困難者として失業保険を受給するには、あくまでもこれらの障がいや疾患があっても働けるのが条件のため、このあたりを上手く医師に伝えて診断してもらうことが重要です。
失業保険サポートを申し込もうか悩んでいる方
退職コンシェルジュ・失業保険サポートってどんな会社?
運営元 | CREED BANK株式会社 https://www.creedbank.com/ |
設立 | 2016年9月2日 |
所在地 | 東京都豊島区西池袋5-14-8東海池袋ビル8階 |
主に退職コンシェルジュという名で社会保険給付金のサポートを中心に設立から2024年2月末時点で3000名以上の実績のある会社です。
社会保険・失業保険給付のサポートを始め、各専門分野とも連携を取っていて、退職者に寄り添ったサービスで、利用者の口コミなど調べましたが悪い評価は見当たりませんでした。
もっと詳しく聞いてから決めたい

自分が対象になるか分からない、申請しようか悩んでる

聞きたいことがあるんだけど、相談に料金はかかる?
まずは無料WEB説明会、そして個別面談も無料です。
利用するかどうかはそれからになるので、良く考えて決めることができます。
- まずWEB説明会で失業保険サポートについて動画視聴します
- 所要時間は約30分、カメラOFFの状態で見ることができます
- 説明会の後にアンケートに回答して個別面談の日程調整をします
- 面談時間は60分~90分ほど
- ここで担当者からサポート内容の詳細を聞いていきます
サポート内容をしっかり確認してから申し込めるようになっていますし、就職困難者として申請が通らなかった場合は、全額返金されるので安心です。
失業保険サポートの対象者は?
退職前であること、在職時にメンタルクリニックや心療内科等に通院している(通院しようと思っている)ような方が失業保険サポートの対象です。

退職後でも可能なケースがあるので、気になる場合は無料相談してみてくださいね。
まとめ
通常の失業保険の受給のみを考えている人の中には、もしかしたら就職困難者となる人がいるのではと思い、失業保険サポートというサービスを紹介しました。
就職困難者という区分があることはあまり知られていない為、医師やハローワークの職員でも把握していない方がいるのが現状のようです。
うつ病などの診断を受けることに抵抗があるかも知れませんが、しっかり通院して治療する方が回復も早いでしょうし、完治している人もたくさんいますので、一人で悩まず病院や失業保険サポートで相談してみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。