失業認定申告書って書くの難しい?書き方間違えたら受給は止まるの?
こんにちは、manaです。
失業認定申告書は失業保険を受給するために、認定日に毎回必ず提出する書類です。
もちろん求職活動実績数が足りなかったり適当なこと(嘘)を書いていれば受給されなくなります。
ですが、正しく書いたつもりなのに間違えていたのなら、その場で修正することも可能です。
ハローワークの人も優しく丁寧に教えてくれるので安心してください。
筆者自身は認定を6回受けたので失業認定申告書も6回提出したことになりますが、いずれも問題なくクリアすることができました。
というわけで、失業認定書の書き方を説明していきたいと思います。
この記事では、受給期間中にアルバイトなどの労働をしていない人(収入無し)を対象としています。
参考にしてもらえると嬉しいです。
失業認定申告書の書き方を上から順に説明します
就職、就労又は内職・手伝いを『した』『しない』を選ぶ
①は失業認定を受けようとする期間中に働いて収入があった時に記入するところです。
今回は労働は全くしていない人を対象にしますので、【イ しない】を選んで○をつけます。
②のところは何も書きません。
求職活動を『した』『しなかった』を選ぶ
③は求職活動と呼ばれることをしたか、しなかったかを確認するところです。
いわゆる求職活動実績を書くところなので、ここは【ア 求職活動をした】を選んで○をつけます。
求職活動の方法の(ア)~(エ)に○をする
④の中の(ア)~(エ)から選んで○をつけます。
- ハローワークを利用した場合→(ア)に○
- 転職エージェントなどの職業紹介事業所を利用した場合→(イ)に○
- 派遣会社を利用した場合→(ウ)に○
- 独立行政法人や地方自治体といった公的機関を利用した場合→(エ)に○
求職活動はだいたいこの中のいずれかに当てはまると思いますので、選んで○をつけます。
もし分からなければ、○はつけなくても右の部分をちゃんと書いていれば大丈夫です。
活動日、利用した機関の名称、求職活動の内容を記入する
職業紹介で企業に応募した場合の書き方
紹介を受けた会社名とその時点での状況を記入します。
こちらは(ア)ハローワークと(イ)リクルートエージェントなどの転職エージェントで職業紹介を受けた記入例です。職業相談、セミナーを受けた場合の書き方
職業相談やセミナーを受けた場合は、2.職業相談または3.セミナー講習会参加に○をつけます。
ハローワークで職業相談を受けたら、その場で職員がこの用紙に求職活動をおこなった証明として捺印してくれることがほとんどです。(なので失業認定申告書は持っておきましょう)
ハローワークでセミナーを受けたら証明書をもらえるので、その証明書も失業認定申告書と一緒に提出します。
リクルートエージェントなどの転職サイトでオンラインセミナーを受けた場合は、証明書などはもらえないのでセミナー後に送られてくるメールを消さずに保存して、確認を求められた時にすぐに見せられるようにしておきましょう。面接会に参加した場合の書き方
ハローワークや公的機関でおこなわれている面接会や相談会に参加した場合は、4.面接会等への参加に○をつけます。
参加した場所がハローワークなら(ア)、勤労福祉会館などの公的機関なら(エ)に○をつけます。
相談会というのはハローワークの就職相談とは違い、企業の方が直接来てくれて相談に答えてくれるものです。
セミナーより積極的に企業と話がしたい時に参加できる内容となっています。
国家試験や検定を受験した場合の書き方
再就職に役立つ検定や資格試験を受検したら、5.国家試験・検定等の受検に○をつけます。
活動日は試験を受けた日を記入、受検したことを証明できる書面も持っておきましょう。
合格・不合格の結果は関係なく、受検したら書くことができます。
どんな検定でも求職活動実績になるわけではなく、再就職に役立つ資格・検定なのが前提です。
受検前にハローワークに求職活動実績になるかを確認しておくと良いでしょう。
ハローワークなどを通さずに求人応募をした場合の書き方
ハローワークなどを通さずに自分で直接求人応募をした場合は、下の欄に書きます。
応募方法のインターネットというのは、リクナビNEXTなどの転職サイトなどが多く含まれます。 リクルートエージェントなどの転職エージェントによるサイトは民間の職業紹介事業者に当てはまる場合もあるので、上の(イ)に○をつけて記入しても良いです。よく分からなくても、とりあえずどちらかに記入しておいたら大丈夫ですよ
仕事の紹介に応じられるかに○、日時と氏名、支給番号を記入
これは認定日の時点で求職活動をしているという意思表示になるので、【ア 応じられる】に○をつけます。
そして認定日の日時と氏名、支給番号を記入したら完成です。
応じられないを選ぶと就職活動をしない(できない)ことになりますので、原則不支給となります。
【イ 応じられない】に○をつけた場合は、失業認定申告書の裏面に記載されている(ア)~(オ)から理由を選びます。
(ア)病気やけがなど健康上の理由
(イ)個人的又は家庭的事情のため(例えば、結婚準備、妊娠、育児、家事の都合のため)
(ウ)就職したため又は就職予定があるため
(エ)自営業を開始したため又は自営業の開始予定があるため
(オ)その他(理由を記入)
認定日の持ち物などについて
認定日には必ず持って行くものがあります。
まとめ
今回は失業認定申告書に求職活動実績を記入する方法を紹介しました。
記入方法が分からない時は認定日にハローワーク職員に教えてもらってから書くこともできますので、前日までに求職活動実績を最低2回分しっかり作っておくことさえ忘れなければ、なんとかなります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。