すっきり退職するためにやるべきことは
こんにちは、manaです。
退職をしたいと悩んでいるけど上司にどうやって伝えようか気になっていたり、退職日までどのようにして過ごしたら良いか悩んでる人は多いと思います。
ここではすっきりした気持ちで迷惑がかからないように退職日まで過ごしたい人に読んでもらえたらと思います。
これらの内容に答えていきますので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
退職の意思を伝える相手は?
これは直属の上司です。直属の上司に伝えないと退職の話は通りません。
上司と関係が悪くなっていたら伝えにくいかも知れませんが、これは退職するのに避けては通れない道のりです。
こちらはちゃんと伝えよういう意思があっても上司の方がなかなか取り合ってくれないという状況になっているなら、自分の上司のその上の上司に伝えても良いでしょう。
ただ、どんなに話しにくい上司だったとしてもまずは直属の上司に伝えることが大切です。
それで取り合ってもらえなかったら、その上の上司にその件を伝えたら良いと思います。
伝えるタイミングや場所は、上司が忙しそうにしている時間は避けて、周りに人がウロウロしていないところで伝えるのがポイントです。
口頭で退職の意思を伝える
退職の意思を切り出す時、ドラマのワンシーンなどであらかじめ退職願を用意しておいてスッと出すようなイメージがあるかも知れません。
でもそれは、マナーとしておすすめしません。
まずは口頭で退職の意思があることを伝えるようにしましょう。
会社によっては口頭で伝えたことが退職願と同じ扱いになるところもあります。
その辺は会社のルールに従いましょう。
退職の理由はどう伝える?
退職理由は当たり障りのないものにしておいた方が良いです。
理由がぼんやりした内容だったりすると上司も納得してくれないと思いますので、やむを得ない家庭の事情だったり新しいことに挑戦するなど、辞めようとする気持ちが伝わる理由を考えておきましょう。
作り話になり過ぎてしまうのは良くありませんが、不満な理由を正直に言い過ぎるとマイナスな印象を持たれてしまうこともあるので気を付けましょう。
転職先を探しておくことも安心につながる
自分に合った条件の転職先を探すなら退職前からじっくり探すことをおすすめします。
退職前に有給消化で少しゆっくりして新しい職場ですぐ働くことで収入の安定に繋がります。
今では転職先もネットで探すのが主流なので、企業側も転職サイトや転職エージェントを使って求人募集しているところが多く、情報も早いです。
退職を切り出す時期は、退職2ヶ月以上前が理想
余程の緊急を要する事情が無い限りは、会社の就業規則に書かれている期間を守って退職の意思を伝えるのが理想です。
法律では2週間前までに伝えれば退職できることになっていますが、さすがに2週間では仕事の引き継ぎや人員補充などを考えると迷惑がかかってしまう可能性が高いです。
なので最低でも2ヶ月以上前には伝えておくことをおすすめします。
そうすれば、会社側としても後任の採用や退職までの手続きも、余裕を持って進めることができるでしょう。
有給休暇がすっきり消化できるように計画する
有給日数がかなり残っている場合、退職までの日数が短かったら有給が使い切れないかも知れません。
職場に迷惑がかからないように、最終出勤日と有給消化について上司と話し合って決めましょう。
もちろん有給休暇を使う権利はあるので、上手に使い切ってしまうのが理想です。
退職願の書き方について
退職の意思を口頭で伝えたことで退職願と同じ扱いになる会社もありますが、退職願を作成して提出するようにと言われた場合は速やかに退職願を作成して直属の上司に提出しましょう。(直属の上司以外の人に渡すのはあまり良くありません。)
一応、渡す前に自分の分としてコピーも残しておきましょう。
黒色ペンを使って手書きで書くのが一般的ですが、パソコンで作成しても良いという会社もあって、様式や文章例が用意されているところもあります。
様式に決まりがなければ、こちらの記入例を参考にしてみてください。
紙はB5サイズの白色の便せん、またはA4サイズでも構いません。
手書きで書き間違えた場合、修正するのではなく新しく紙を用意して最初から書き直しましょう。
書けたら、郵便番号枠が印字されていない白色の封筒に紙を三つ折りにして入れます。
B5の紙なら長形4号(90×205mm)、A4の紙なら長形3号(120×235mm)の封筒が適しています。
封筒の表に「退職願」と文字は少し大きめに書きます。
裏に「所属と氏名」を書きます。
通常出勤しているなら上司へ手渡しです。封筒のふたを折るだけで封はしなくても良いです。
退職願と退職届は違うの?
退職願(たいしょくねがい)と退職届(たいしょくとどけ)は意味合いが違います。
退職願とは、自分が退職を希望していることを会社に伝えるためのものです。
退職届とは、正式に退職を宣言するための書類です。この書類を上司に提出した時点で労働契約の解除の効力が発生します。
今回のように退職したいと願い出る時に出すのは、退職願です。
退職希望日まで期間が短い時は、すぐ退職届の方を出すよう言われるかも知れません。
退職届の書き方について
退職日まであと1ヶ月と迫ってきたころ、退職届を準備しましょう。
どのように提出するかは会社によると思うので、上司や詳しい人に聞いて用意しましょう。
退職届の記入例はこちらです。
これも会社独自のルールがあるようでしたら、それに従いましょう。
引き継ぎは余裕を持ってすすめる
退職日までに全ての引き継ぎが終わっていることが理想です。
後任が決まっていなくても決まっていても、自分のおこなっていた業務内容リストは作っておくと良いでしょう。
リストを作ることで自分にとっても引き継ぎが容易になります。
上司から仕事の引き継ぎについて聞かれたら、「業務内容のリストを作ります(作りました)。○週間ほどあれば引き継ぎは完了できます。」と返答できれば上司も安心すると思います。
あと、リスト作りと並行しながらパソコンにあるフォルダや書類を整理し、必要のない物は処分することも忘れずに。
清々しく最終出社日を迎えられるよう体調管理に気を付けて
退職が決まってホッと気が抜けてしまったり、周りに気を使うことが増えるかも知れませんが、疲れを溜めないように退職までの残りの日数をなんとか乗り切っていきましょう。
体調を崩して休む日が増えると、有給日数や引き継ぎのスケジュールも崩れてしまいます。
それでも体調が悪化してしまった場合は、無理をせず受診して医師に相談しましょう。
退職前に体調不良や病気になってしまったら、傷病手当や失業保険が多くもらえる可能性があります。
すぐに再就職しないでしばらく療養したい人はこちらの記事
療養しつつ再就職活動もやっていきたい人はこちらの記事をぜひ読んでみてくださいね
出勤最終日は何をするの?
主にすることは職場から借りていたものを返却したり、ロッカーや自分の持ち物を片付けたり、上司や同僚に挨拶したりです。
引き継ぎや自分の残った業務は最終日前には終わらせておきたいですね。
退職日までにしておくべきことはこちらの記事にも詳しく書いています。
退職したら何をしようか考えながら過ごす
「退職したらしばらくゆっくりしたい」と思っている人でも失業手当はもらうことができます。
こちらの記事を参考にしてください。
旅行したり家の中を片付けたりなど、仕事が忙しくてこれまでできなかったことしたり、趣味ややりたいことを見つけるもの良いですね。
もし新たな職場を見つけて働くのならば、やはり働きやすいところを探したいですね。
- 残業が少ない、時短勤務ができる
- 家から近い、または車通勤可
- 家族の都合に合わせて休みが取りやすい
- 自分のキャリアに合った業務内容と給与
退職することにためらいが出てきてしまったら?
残り1か月、3週間・・・と退職日が近づいてきて退職することにためらいが出てくる人もたまにみかけます。
普段の何気ないことがきっかけで、気持ちが変化するのは珍しくありません。
そこで、どうしても退職を撤回したいのならば上司に一度相談してみましょう。
会社側が辞めずに残ってもらえる方が良いと判断したなら、退職は取り消してもらえるでしょう。
筆者の職場でも退職を取り消した人をたくさん見てきました(かなり人手不足だったからかも知れませんが…)。
とはいえ人員も補充されて後任も決定しているとなると、部署異動になったり業務内容が変わるなどの混乱は起きてしまうのはやむを得ないでしょう。
それだけ会社に多大な迷惑をかけてしまったことは忘れずに、仕事に貢献していきましょう。
まとめ
退職の意思を伝える方法からすっきり退職ができるまでについて書きました。
突然辞めて何もかも投げ出すのは、決して良い行動とは言えません。
職場に不満もあって辞めるとしても、社会人としてルールを守り気持ち良く退職できれば、結果的に自分にもプラスになると信じましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。