我が家の猫が経験した体調トラブルからFPCの保険内容も詳しく紹介
こんにちは!manaです。
筆者は子供の時から最近まで犬や猫を飼ったことがなく、ペット保険について全く詳しくなかったのですが、今回我が家に猫を迎え入れることになり、ペット保険についても色々調べてみました。
そこでまず感じたことは、人間が入る保険と変わらないってことでした。
いざという時にはとても助かりますが、何も起こらなかったら保険料がもったいないと感じてしまう・・・。
でもペットがいつケガをしたり病気になるかは誰にも分からないことなので、保険に入る・入らないはどっちが得なのかは分かりません。
保険は毎月または年に一回保険料を払う代わりに、ペットが病院にかかった時の大きな出費を少なくしてくれるものだと思うと良いですね。
そんな筆者がプランや料金を他と見比べて「これだ!」と思って入ったペット保険はFPC保険です。
では保険の内容や料金などを紹介していきたいと思います。
ペット保険に加入すると安心感がある
動物病院に連れていくと検査代、治療費、診察代、薬代など、実費で数千円~数万円の医療費がかかるのは普通のことです。
そんな時ペット保険に入っていたら受診してもその何割か医療費が保険金として戻ってくるので、費用の面で安心して受診できる点が大きいです。
その代わり月単位か年単位で保険料を支払うことになりますので、ペットの健康面や年齢などを考えて決めていくと良いかなと思います。
筆者がFPC保険(フリーペット保険)を選んだ理由
筆者は『FPC保険』に2年間加入していました。
理由は通院、入院、手術などの補償が求めているものに合っていたということと、保険料が安くて分かりやすかったからです。
それでは、FPC保険について詳しく説明していきます。
FPC保険には補償は50%プランと70%プランあり
筆者は70%補償プランを選びました。
70%プランだと検査・治療・薬代などに1万円かかったら7千円戻ってくるということですね。
もちろん50%プランと比べると、保険料は高くなります。
FPC保険の保険料は2段階になっている
0歳~8歳の50%補償プラン
ペットの年齢 | 分割月払い | 一括年払い |
---|---|---|
0~4歳 | 1,590円/月 | 16,950円/年(1ヶ月あたり1,412円) |
5~8歳 | 2,390円/月 | 25,500円/年(1ヶ月あたり2,125円) |
0歳~8歳の70%補償プラン
ペットの年齢 | 分割月払い | 一括年払い |
---|---|---|
0~4歳 | 1,950円/月 | 21,250円/年(1ヶ月あたり1,770円) |
5~8歳 | 2,930円/月 | 31,950円/年(1ヶ月あたり2,662円) |
筆者は安くなる年払いにしました
毎年少しずつ保険料が上がっていくペット保険が多いと思いますが、FPC保険は2段階になっています。
加入できる年齢は8歳までになっています。
高齢になってくるとどのペット保険も新規加入の条件が厳しくなっていきます。
9歳から犬は大きさで保険料が変わります
小型犬と猫は5歳から11歳まで保険料変わらず、中型犬、大型犬は9歳から保険料が上がります。
9歳からの50%補償プラン(年払い料金)
ペットの年齢 | 小型犬 | 中型犬 | 大型犬 | 猫 |
---|---|---|---|---|
9~11歳 | 25,500円 | 31,200円 | 34,150円 | 25,500円 |
12歳以上 | 32,250円 | 38,900円 | 41,550円 | 27,950円 |
9歳からの70%補償プラン(年払い料金)
ペットの年齢 | 小型犬 | 中型犬 | 大型犬 | 猫 |
---|---|---|---|---|
9~11歳 | 31,950円 | 38,850円 | 42,550円 | 31,950円 |
12歳以上 | 40,200円 | 48,500円 | 51,800円 | 34,700円 |
通院について
FPC保険は免責金額は設定されていないので、少額の通院治療費でも請求できます。
通院は限度額(1日あたり 12,500円)や限度日数(年間 30日まで)があります。
なので一年間で30回以上通院しそうな場合は、診察代が高くかかった時のみ請求して上手に30回分使うのが良いと思います。
病院でサプリメントや療養フードなどを購入する機会があるかも知れませんが、それらと予防接種などの病気予防にかかる費用は保険対象外です。
年間30回というと、月2.5回ペースの通院ですね
入院について
入院については1回の入院で 125,000円まで、年間3回の入院まで保険が使えます。
FPC保険は、何日間でも入院から退院までが1入院となっています。
保険会社によっては回数ではなく、年間○○日間までと入院日数にしている保険もあります。
FPC保険は入院が4回以上になったら保険は使えませんが、1回の入院日数に制限がありません
手術について
手術については年間1回だけ10万円まで出ます。
去勢手術や避妊手術はだいたいのペット保険で対象外になっています。
ただしペットの健康状態などの理由で去勢や避妊する場合は保険対象になるようなので、当てはまりそうな場合は保険会社へ問い合わせてみると良いでしょう。
FPC保険は歯科治療も対象
犬猫は歯周病など口内のトラブルが多くそれが原因で他の病気も併発してしまうので、特に注意が必要です。
そんな歯科治療についてもFPC保険では対象になっています。
ただ歯石除去などの口内トラブルの予防としての治療は保険対象外となりますので、自宅で歯みがきをするなどして日頃からの予防も大切です。
猫の歯みがき・歯のケアでお悩みの方はこちらの記事がありますので、ぜひ読んでみてください。
FPCペット保険加入条件について
ペット保険のFPCより引用
- 保険契約の開始日時点で生後30日以上9歳未満の犬または猫(継続契約の更新は終身で可能です)
- 血統書、ワクチン接種証明書または販売契約書付き、もしくは生体特定用マイクロチップを埋め込んだ犬または猫
- 家庭で愛玩用(ペット)として飼育する犬または猫
- 販売用、災害救助犬、興行用、闘犬用、賭犬、猟犬に当てはまらない犬または猫
加入前にかかったことのある病気には保険が使えないという条件も発生するので、大きな病気にかかる前に入っておいた方が良いですね
保険の請求方法(郵送)
受診から帰宅したら保険の請求をおこないます。
複数回の治療分の請求をまとめてできますし、保険期間の治療ならその日の翌日から3年以内に請求したら対応してもらえます。
でも請求しないとお金も戻ってこないので、忘れないよう早めに請求をした方が良いかと思います。
請求から原則30日以内には振り込まれることになっていて、私の場合、毎回2週間以内には振り込まれてました。
振り込まれる頃に保険内容や振り込み金額ののメールも届きます。
病院からもらった領収書または診療費明細書の原本は郵送してしまうので、
写メやコピーをとっておくと安心です
アプリの保険金請求はさらに便利です
因みに保険金請求アプリ『アニカル』を使うとスマートフォンから直接請求ができるので、郵送の手間が省けます。
アプリでの請求方法の手順は以下のとおりです。
基本情報を登録
↓
保険証券の登録
↓
振り込み先口座の登録
↓
診療明細書または明細付き領収書をアップロード(ガイドに従っていくとできます)
↓
請求情報の入力
↓
請求完了
うちの猫が受診したケースを紹介します
全くおしっこが出なくなったエピソード
一番ビックリしたのは急におしっこが出なくなった時です。
朝から何度も何度もトイレに行ってじーっとおしっこを出そうとするのですが、出なくなりました。
慌てて動物病院に電話で相談したら時間外でしたが診てくれるとのことで急いで連れて行ったところ、”尿路結石症”と言われました。
猫に良く起こる病気の一つで、放っておいたら命の危険がある病気です。
この日は全身麻酔をして尿管に詰まっている結石を取ってもらいました。
この治療に関しては手術という診断になるかな?と思ったのですが、そうはならず、FPC保険としては治療通院という判断でした。
それでも診療費の負担が軽くなったので助かりました。
尿の検査もしたら”ストルバイト結晶”が出ていて、それが尿を詰まらせる原因となっていたようで出なくなるまで薬を飲むことになりました。
ご飯(キャットフード)もストルバイト結晶を予防出来るものに替えた方が良いと言われ、しばらく薬の服用と尿検査を続けて無事に全快することができました。
尿トラブルにおすすめのキャットフード
こちらはストルバイト結晶を予防してくれるキャットフードです。
尿路結石症は再発する確率が高いので、回復した現在もずっと主食として食べています。
あれから尿路結石にもならず、フードも毎日おいしそうに食べてくれてるので、ロイヤルカナン/ユリナリーS/Oに出会えて良かったです。
尿検査のための尿を自宅で簡単に採る方法
ストルバイト結晶の他、血尿も続いてたので半月に1回~ひと月に1回のペースで尿検査は約3ヶ月続きました。
ここで困ったのが猫の尿をどのようにして採取するかです。
トイレをシステムトイレにすると尿だけをきれいに採取できるのでおすすめです。
システムトイレの一番底にあるトレイのところにサランラップを広げてセットしておくと、猫砂を通り抜けて落ちる尿だけラップの上にきれいに落ちて簡単に採れます。
FPC保険のメリット・デメリット
筆者が感じたメリットとデメリットです。参考程度にしてくださいね。
まとめ
FPC保険を実際に使ってみましたが、筆者はほぼ請求通りすぐにお金も返ってきたので良かったです。
我が家は耳や後ろ足先が化膿した時や下痢が続いて気になったりしたら、すぐ病院に連れて行って診てもらうようにしていました。
筆者はいつも郵送にしましたが、封筒や切手が家にあったので面倒には思いませんでした。
郵送が面倒な人は『アニカル』という保険金請求アプリもあるので、良かったら使ってみてくださいね。
年間の保険料と年間の診察代、どっちが多くなるか気になるところではありますが、ペットを飼うならお金もかかるという覚悟を持って、ペットの受診費用も普段からしっかり用意しておきましょうね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。