すっきりした暮らしに向けて断捨離するなら、年賀状の見直しは重要
毎年、年賀状の準備に時間と労力を費やしているけれど、そろそろやめたいな・・・
でも長年続けてきた年賀状をやめたら、相手にどう思われるかと不安だな・・・
そんなふうに思っていませんか?
でもそんなに心配しなくても大丈夫ですよ!
筆者もこれまで年賀状を送ってくれる人には必ずこちらからも送るようにしていましたが、昨年から親しい友人のみにして一気に枚数を減らすことができました。
お正月に届く年賀状が少なくなって寂しい気持ちもありますが、年賀状の管理もラクになり、結果的に良かったと思っています。
そこで、本記事ではスムーズに年賀状のやりとりを終えていく方法を紹介していきます。
年賀状をやめる理由や背景、そしてやめた後のコミュニケーションの取り方など具体的なステップを踏んでいくことで、安心して年賀状から解放される手助けができれば幸いです。
年賀状のやりとりを減らしたい理由は
年賀状のやりとりを減らしたい理由は人それぞれですが、主に以下のようなものがあると思います。
手間がかかる
年賀状を書く作業は時間と労力がかかってきます。
デザインの選定、印刷、宛名書き、そして郵送という作業の一つ一つに手間がかかるため、負担が大きいのが現実です。
特に仕事や家庭のことが忙しくなってくると、年賀状の準備が大きなストレスになることも。
楽しくできるなら良いけど、ストレスは感じたくないですよね
経済的負担がかかる
年賀状は印刷費や郵便代がかかります。
はがき代は2024年10月から85円に値上げされています。
筆者が小学生の頃、はがき1枚40円だったのに・・・
また、年賀状を高品質なデザインにしてみたり写真を入れるなどすると、費用もかさんできますし、これらのコストが積もり積もると結構な額になって家計への影響に繋がります。
時代はデジタル化へ
SNSやメールなど、デジタルコミュニケーションが主流となっている現代では、年賀状の役割も変わってきているように感じます。
新年の挨拶にSNSやメールを使えば手軽に挨拶を送ることができ、リアルタイムでのやりとりが可能に。
年賀状には年賀状の良さもありますが、必要性を感じなくなった人も増えているのではないでしょうか。
人間関係の変化
長い間やりとりをしてきた相手でも、関係性が変わることがあります。
例えば、昔の親しかった同僚や友人でも最近は連絡を取る機会がなくなってしまった・・・など。
今後も連絡を取り合うことがあるのか疑問に感じてきたら、年賀状のやりとりを見直していきましょう。
次に、年賀状のやりとりを減らしていく方法を紹介していきたいと思います。
やりとりを減らすためのステップ
年賀状のやりとりを完全にやめるのは難しいと感じる方でも、少しずつ減らすことは比較的簡単ではないでしょうか?
筆者も完全にやめるのは今は難しいと思ってるので、様子を見ながら段階的に減らしていってます。
ここでは、そのための具体的なステップを紹介します。
年賀状を送る相手を見直す
送るリストをチェックして親しい友人や家族、仕事でお世話になっている方々など、本当に送りたい相手をリストアップします。
そこで過去の付き合いのまま形式的に送っているだけの相手や、ここ数年交流がない相手については、この機会にリストから外しても良いでしょう。
送る相手を絞るだけでも、負担は大幅に軽減されます。
相手側もやめるタイミングを見計らってるかも知れません。何事もキッカケですね~
年賀状を減らすことを相手に伝える
何も言わずにやめると相手の反応が気になりませんか?
そんな時は、年賀状を減らしたりやめようと思っていることを相手に伝えることで、相手に不快な思いをさせずにやりとりを減らしやすくなります。
例えば、年賀状に「今後は新年のご挨拶をSNSやメール、LINEでさせていただきます」と記載したり、メールやメッセージで年賀状は出さないことを伝えると良いでしょう。
SNSやメールを活用する
年賀状の代わりにSNSやメール、LINEなどで新年の挨拶を送る方法は、最近では多く使われています。
特にメールやSNSを日常的に使っている相手にはその方が好まれる場合が多いです。
年賀状はなかなか見返さないかも知れませんが、デジタルツールならスマホでいつでも見返せるという便利さがあります。
新年の挨拶をメッセージやスタンプやデジタル年賀状サービスのテンプレートを使って、より個性的なデジタル年賀状が送ることが可能になりました。
そしてこれらは無料で利用できるものも多く、お金もかかりません。
こうしたデジタルツールの活用は、負担や経費を減らしつつ相手とのつながりを維持することができます。
少しずつ減らしていく
無理に一気にやりとりをやめるのではなく、毎年少しずつ減らしていくのも一つの方法です。
最近交流がなくなった人、逆にこまめに連絡を取り合ってて年末年始でも顔を合わせる機会がある人など、年賀状を出す必要性がなくなってきた人から段階的に送るのをやめる方法です。
毎年2割ずつ送る相手を減らしていくというようにしていたら、もしまた年賀状を出したくなったり出す必要になった時も対応しやすくなります。
最終的に年賀状をやめる
特にご高齢の方に多いのが、字を書くことや文字を読むことが難しくなったのを機に、年賀状をやめてしまうという事例です。
終活年賀状とか年賀状じまいとも言われていて、50代60代くらいからしている方も多いです。
何年かかけて前述にあるステップを使いながら最終的に完全にやめても良いですし、年賀状をやめるという連絡を一斉に送って終わらせるのも良いと思います。
年賀状のやりとりが無くなっても関係が今までと変わらないなと感じたら、それは完全に年賀状をやめることができる時期だと思って良いでしょう。
年賀じまい用のはがき作成は意外と簡単
年賀状をやめる時ってどう書いたらいいの?
そんな人におすすめするのが年賀状じまい用のはがきです。
お好みの文章を選んで差出人のところを入力するだけなのでとても便利です。
年賀状をやめても関係を保つコミュニケーション術
年賀状のやりとりをやめた後も関係を有効に保つためのコミュニケーションは大切です。
年賀状の代わりとなる方法やアイデアを紹介します。
感謝のメールを送る
年賀状の代わりに感謝の気持ちを込めたメールを送ることを心がけることです。
メールは年賀状よりも気軽に送れる上に内容も個別に対応できます。
例えば仕事関係の方には年末のご挨拶とともにお礼のメールを送ることで、気持ち良く翌年からの仕事も始められるような気がしますね。
SNSでの挨拶
インスタグラムやX(旧Twitter)などのSNSをしている場合は、上手に活用して年末や新年の挨拶をするのも一つの方法です。
特に最近ではSNSを使って近況報告や新年の挨拶をおこなうことが珍しくなくなってきました。
SNSでのメッセージでは写真やイラストを添えることで視覚的にも楽しんでもらうこともできます。
電話やビデオ通話
特に親しい友人や家族には電話やビデオ通話で挨拶をすませるのも良いですね。
直接声を聞いたり顔を見ながら年末や新年の挨拶とともに近況を報告したりできて、お互いの親密さを感じることができます。
定期的な近況報告
年賀状を送らなくなった場合でも定期的に近況報告をおこなうことで関係を維持することができます。
季節ごとや定期的に「お元気ですか?」とメールやSNSメッセージを送ることは、時間に余裕がある時をみつけてできるので負担も軽いでしょう。
年賀状をやめても、温かい関係を続けていく方法は見つかるはずです
まとめ
時代とともにはがきや手紙を書く風習も少なくなり、若い人をはじめ年配の方も年賀状をやめる人が増えてきました。
筆者の子ども時代は昭和だったので、冬休み前から年賀状を1枚1枚手書きで絵を描いたりスタンプを押したり大忙しでしたが、当時はやめるなんていう選択肢は考えられませんでした。
でも今こそ減らしていく機会だと思っています。
年賀状に使っていた時間や費用が、他のことに使えるなら嬉しいですね。
人付き合いの方法を見直すきっかけにもなると思うので、ぜひ年賀状じまいに取り組んでみてもらえたらと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。