【子どものお小遣いルール】我が家で決めた子どもとのお小遣いルールを紹介

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お小遣いルール
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小学生、中学生、高校生、お小遣いの管理はどうする?

この記事を読んで分かること
  • 子どもにお金を持たせることの大事さ、お金の管理ができるようになる理由
  • 小学生、中学生、高校生のお小遣いルールの参考例を知ることができる

小学生に入るとお金に興味を持ち始める子もいるかと思えば、逆にお金に興味を持たない子もいると思います。

どちらにしても将来、自分で稼いだり使ったりしていく上で小学生の頃から少しづつお金に触れていくことは大切なことだと筆者は思っています。

筆者は小学校、中学校、高校の間、子どもにどのようにしてお金を持たせていってお金の大切さを内容を紹介することにしました。

今、筆者の子どもは上は大学生、下は高校生ですが、このお小遣いルールを作って良かったと実感しているところです。

ぜひ、同じようにお小遣いルールで悩まれている親御さんの参考になってもらえると嬉しいです。

それでは我が家のお小遣いルールの内容を説明していきます。

小学生のお小遣いルール

決めたこと
  • お財布を用意
  • 小学3年生300円からスタート
  • 学年が上がるごとに100円ずつ増やし、6年生600円
  • 毎月、月始めに渡す
  • お年玉など親戚からもらう大きいお金は親が管理
ポイント
  • 一度に大きなお金は持たせない
  • お金の紛失、友だちと貸し借りでトラブルになっていないか常に気にかけておく
  • ○○君の家はね~という子どもの意見に振り回されない
  • お小遣いの使い方にはそっと見守る姿勢でいる
  • 財布以外のところにお金を置いていないか時々確認する
  • お小遣い帳を書くことにはあまり期待しない

小学生だと家族で出かけることの方がまだ多いので、お小遣いを使う機会はそれほど無いと思われます。

お小遣い帳については、とりあえず書くように誘ってみてそこで自主的に始められたら良いのですが、やりたくなさそうにしているのをやらせるのは困難です。

うちの子たちは続きませんでした。

何に使うのか聞いても良いですが、使い道についてそれはダメこれはダメとは言わないようにしましょう。

せっかくのお小遣いなのにダメなことばかりだと子どもも困ってしまうからです。

そして友だちとの貸し借りはしないように注意します。

小学生の時期はそっと見守りながら、何かあった時すぐ相談に乗れるくらいの距離を保ちます。

中学生のお小遣いルール

決めたこと
  • 中学1年生1,000円、2年生2,000円、3年生3,000円にする
  • 友だちと遊びに行く費用はお小遣いを使う
  • 友だちとの食事代はお小遣いから除外するが必ずレシートを見せること
  • お年玉等も子どもが管理する
  • 子どもは必要以上のお金を財布に入れて持ち歩かない
  • 子どもは必要以上のお金は親銀行を利用する

親銀行については下で説明します。

友だちとの食事代をお小遣いから除外する理由

友だちと遊びにいく時に使う費用は基本お小遣いを使うようにします。

映画代、ボーリング代、カラオケ代、施設の入館料、交通費などです。溜めてきたお小遣いやお年玉などでもらったお金をこういう機会に使うことになるでしょう。

その中で我が家は出かけた時に食べる食事代に関しては、お小遣いから除くことにしました。

親が食事代を支払う時のルール
  • レシートは必ず持ち帰って見せる(写メでも良い)
  • 家でご飯を用意しているのに無連絡で食べてきた時はNG
  • 外食の行き過ぎは注意する

レシートを持ち帰らなかったり、家にご飯がすでに用意されてるのに無連絡で食べてきた時は出さないとハッキリ伝えることです。

物の管理や報連相(ほうれんそう)の大切さをこの時から学んでいってもらいます。

うちの子どもたちも始めはしょっちゅうレシートをもらわず帰って来ていましたが、失敗を繰り返すことによって今では必ず気にして持ち帰るようになってきました。

【親銀行】親が銀行役になってお金管理の見本になる

親銀行とは
  • お年玉などの大きなお金も子どもが管理する
  • 大きなお金は子ども自身の意思で親に預けるか決める(入金)
  • 親は子どもから預かったお金を管理する(親が銀行の役目を担う)
  • 預かっているお金の返金を希望があったらすぐに渡す(出金)
  • 入金・出金は千円単位でやり取りする(小銭は面倒なので)
  • 親は入金・出金した時にその時点の残金を報告する

このルールのメリットは親も一緒にお金の管理を共有できるところです。

銀行口座を持っているなら本物の銀行口座を使って入出金させることも可能ですが、中学生にネットバンクやATMを使わせるのは危険です。

未成年のうちは、大きな金額を扱う時は親も関与しておく方が良いでしょう。

お年玉なども中学生に上がったタイミングで管理させることにしますが、数千円、数万円のお金を中学生が持っていると紛失やトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、暫く使用予定が無いお金は親に預けた方が安心だということを伝えましょう。

そのためには親が子どもからいくら預かっているかを開示し、子どもがいくらか欲しいと言われたらすぐに返すことを条件としてください。

例えば、親は子どもから5万円預かっているとして、子どもから『明日友だちと遊びに行くから千円欲しい』と申し出があったら、5万円の中の千円をすぐに渡すということです。

そして預かっている残りの金額が4万9千円になったことをLINEで伝えておくと記録にもなるので便利です。

財布に何円入れておくのか、親に預ける金額も子どもの判断に任せるようにしましょう。

習慣化したら『お母さん、千円預かってて』や『2千円お小遣いからちょうだい』と頻繁に出し入れを要求してきて面倒に感じるかも知れませんが、そのうち慣れてきたらそれほど面倒に感じなくなると思います。

特に出金を申し出てきた時は『いいよー、友だちと出かけるの?』と、優しい対応を心掛けましょう。

このルールは親の方が結構重要な役目となります。親が預かり金額をうっかり間違えるなんてことをしたら信用問題に繋がりかねないので、しっかりお金を管理している姿勢を見せることが大切です。頑張りましょう。

お互いの信頼関係が確立できれば、このルールは高校生でも引き続き活用していきます。

高校生のお小遣いルール

決めたこと
  • 高校1年生~3年生までずっと5千円
  • 友だちと遊びに行く費用はお小遣いを使う
  • 友だちとの食事代はお小遣いから除外するが必ずレシートを見せること
  • お年玉等も子どもが管理する
  • 子どもは必要以上のお金を財布に入れて持ち歩かない
  • 子どもは必要以上のお金は親銀行を利用する

親銀行については中学生の時のルールと同じです。

行動範囲も広がるのでお小遣いは毎月5千円にアップしていますが、ルール内容は中学時に決めたものをそのまま続けていきます。

お小遣いから除外する物として高校になって増えたものと言えば、我が家の場合、部活動で使う電車・バスの交通費でした。

交通系ICカードにチャージをして使うようにすると、スマホのアプリでICカードをスキャンして履歴確認ができるので、部活動で出かけた交通費のチャージ分のみ別途で渡していました。

お子さんがアルバイトを始めたら子ども自身が銀行口座を利用するようになったり、親がお小遣いを渡さなくてもやっていけるようになるかも知れませんので、親銀行を継続するかなどご家庭で話し合うことが必要になってきます。

大学生になったら?

あくまで我が家の場合ですが・・・

上の子は現在大学生でして、大学入学と共にお小遣いも親銀行も終了しました。

アルバイトを始めて子ども名義の銀行口座を作ったので、全て子ども自身が管理することに。

銀行のカードはデビットカードで、カードで支払いもできるようにしました。

デビットカードとはカードで支払いをすると、銀行口座から直接お金が引き落される仕組みとなっているカードです。

口座に入っている残高以上に引き出されることがなく、使える金額を設定することもできて使い過ぎを防げるところが良いところです。

また、デビットカードとアプリを連携させてスマホ決済もできるので、カードを持ち歩かずに済みます。

こちらも銀行口座からあらかじめチャージした額を使うので使い過ぎ防止になります。

我が家は楽天ペイをメインに使うことにしました。

私が楽天カードを使っているので、親から子どもへスマホでお金を送金(キャッシュ機能)することもできて便利です。

成人年齢が18歳に引き下げられてクレジットカードは18歳から作れるようになりましたが、親としては心配ですよね。

我が家もクレジットカードが必要なら社会人になってからよく考えて作るようにと伝えています。

まとめ

我が家のお小遣いルールを紹介しました。

このルールがお小遣いのことで悩んでいる親御さんたちへ、ひとつ参考になってもらえると嬉しいです。

お子さんのスマホについてのお悩みがありましたら、こちらの記事もぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

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